”同じ夢を追いかけたい”

 トライアスロンのオリンピック日本代表第一号と言えば2代目ミスタートライアスロンこと小原 工 選手(現在54歳)。2005年3月私はニュージーランドで合宿中の八尾 彰一・小原 工・田山 寛豪選手達を急遽訪問することにしました。それは2月末に彼らの実業団チームの会社を退職したため、報告と別れを直接告げるためのものでした。
 その時に彼らの口からでた言葉が「竹下さん、いつかきっと実業団チームを作ってください!」です。次の仕事は決まっていましたが、一会社員にそんな力もアテも有る筈もなく、苦笑いだけしていた様に思います。
2012年12月に独立をする時にそのニュージーランドでの彼らの声を思い出していました。これからの人生は彼らと”同じ夢を追いかけたい”そして世の中に恩返しをすることで自分らしく生きて行きたいと思いました。
 それから6年後、彼らのチームのサポートを僅かずつですが始めました。そして昨年は古山 大 選手、さらにこの4月からは小原 工 氏の長男小原 北斗(22歳)をセクダムに入社させました。

小原 北斗 選手

北斗選手の夢は「父親の跡を追いかけ続けること」「オリンピックに出場すること」。2012年の時、彼は13歳。本人と父親のオリンピック親子出場の夢へとふくらんで入社する事になりました。
新型コロナの影響で会社経営もこれまでのように順風満帆ではなくなりました。ボランティアやCSR活動から撤退する企業が益々増えることは安易に推測がつきます。しかし苦しい時だからこそそのお金の使い道を価値あるものにしていきたいのです。
当社の警備員さんや社員にも”社長のわがまま”を許して頂きたいと願うこの頃です。

セクダムはトライアスロンのチームを
全国で6か所サポートしています。

株式会社セクダムは上野にある警備会社です。

令和3年3月25日
株式会社 セクダム
竹下年成