セクダムファシリティ”自分との約束”


この度、株式会社セクダムの清掃部門を独立させ、株式会社セクダムファシリティを創設しました。
47年前、東京に出て来ての最初のアルバイトが清掃員でした。二子玉川園駅の近くに出来たばかりのショッピングセンターで、ポリッシャーを回す先輩が大きく見えました。 静まりかえったビルの中で本当に楽しく働きました。

ある日お店の商品が紛失したとかで真っ先に疑いの目を向けられたのがアルバイトの清掃員。外に捨てに行くゴミや濁り水の中まで警備員に調べられました。(アルバイトの清掃員だから真っ先に疑われるんだろうか・・)当時は悔しさと警備員の態度の横柄さに職業差別のようなものを感じました。

(よし!人が見ていようが見ていまいがクソ真面目にやってやろう)と「自分に約束」しました。 高校時代に覚えた言葉は「人知れずとも良心これを知る」でしたから、よくその言葉を呟いていた気がします。

あれから半世紀も時が過ぎて、何の因果か清掃業と宿敵、警備業を営んでいます。清掃も警備も誰も見ていないところで、業務を繰り返しこなすことが多い仕事です。  だから地味ですし、易しいようで難しいのです。「自分との約束を守って、他人との約束も守れる人」満足感は二つの約束を守るからこそ生まれるモノかな・・と感じています。清掃の仕事は世の中の役に立って、喜んでもらって、満足感を得ます。

これからも社員とともに愚直に精進します。

平成30年5月
株式会社 セクダムファシリティ
代表取締役  竹 下 年 成